大島紬とは

大島紬の定義

①絹100%である。

②先染め手織りである。

③平織りである。

④締機で手作業により(経・緯)絣を絣合わせをして織り上げたものである。

 

大島紬の規格

一反の長さ (三丈二尺六寸) (12.34m)

一疋の長さ (六丈四尺四寸) (24.39m)

一反の重さ (120匁) (450g)

女物の幅 耳内 (九寸二分) (34.8cm)

男物の幅 耳内 (九寸三分) (35.2cm)

 

「マルキ」とは?

経緯絣の糸に使用される「絣糸の本数」を表す単位を「マルキ」といいます。

「1マルキ」は絣糸80本です。 一般的に多いのは7マルキ。

大島紬美術館

マルキ数が多いほど細かい表現が可能ですが、経糸と緯糸の絣合わせが難しく高級品となります。

 

ブランド名とマークについて

大島紬の名称 鹿児島県奄美大島が主産地の絹織物、いわゆる大島紬の正式名称は、「本場大島紬」と称します。
名称使用 この名称は厳しい検査を合格した商品にのみ使用が許されるので、勝手に使用することはできません。
産地と検査機関 大島紬の主要生産地は以下の3地域。それぞれに各自治体の認めた検査機関があり、「本場大島紬」の品質の保存を目的に厳しい検査を行っております。

1.鹿児島県奄美大島(本場奄美大島紬協同組合)
2.鹿児島県鹿児島市(本場大島紬織物協同組合)
3.宮崎県都城市(都城絹織物事業協同組合)

所属と登録 大島紬の製造販売に携わる者は、各地域の検査組合(上記3箇所)に所属することが義務付けられております。
また、織工ひとりひとりも登録され(住所、氏名、生年月日を登録)、検査を受けることができるのは名簿登録者のみとなっております。
つまり、所属外で製造された商品の検査は受け付けておらず、徹底した管理体制のもとに、産地ブランドの品質保持が図られております。
検査合格証 各地の検査機関による検査に合格した商品には、それぞれの機関が発行する証紙が交付され、1つ1つの商品に検査合格証が張られます。
つまり、「本場大島紬」と呼べるのは、検査合格証のある反物のみなのです。

 

産地ブランド名の宣揚

「本場大島紬」の生産地は3箇地域ございますが、近年、全国各地で地域ブランドの宣揚がなされる中、大島紬についても発祥地である「奄美大島」で生産されたオリジナル商品は、自治体の推奨で「本場奄美大島紬」と呼びはじめました。
これにより、奄美以外の地で生産された商品は、各自治体の検査機関に合格して「本場大島紬」と称することはできても「本場奄美大島紬」と称することはできません。

繰り返しになりますが、奄美大島で製造された商品に限定した呼称が「本場奄美大島紬」ということになります。

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